
4月30日に前泊で成田空港に集合し、夕食のあと、4日間の打ち合わせを行いました。その夜から早速、パリでのプレゼンテーションや発表の準備作業が始まりました。日本にいるうちにできるだけ進めておき、パリで余裕を持って、と思ってのことでしたが結局、夜遅くまでの作業は連日続くことになりました。
翌5月1日お昼に成田を発ち、夕刻にはパリに到着しました。7時間もの時差に負けることなく、その夜も翌日のプレゼンテーションやビデオの編集は続きました。

シャン・ド・マルス公園からパリ日本文化会館まで、国際的なメディア・プロデューサーのGad氏が生徒達にイベントのあり方や、パリの人々にどのようにアピールすればいいのか、様々な角度から説明していただきました。




午後は、4チームに分かれてのパリ市内の協力要請活動となります。全日空パリ支店、日仏経済交流委員会、ユニクロパリ支店、味の素、アルベールカーン美術館、パリ日本人会、在仏日本大使館、などに行きました。生徒達のプレゼンテーションはいずれも完成度が高く、ある企業ではオフィシャルスパートナーの可能性も示唆されました。他の訪問先でも、直近の会議で東北スクールのことを紹介する、日本のアニメキャラクターを使うアイディアをいただく、広報活動で積極的な協力を申し出るなど、様々な反応がありました。極めて大きな収穫となりました。

気がつけば、パリ市の観光は1時間足らずのみ事前視察旅行でした。
その午後に北欧フィンランドの首都ヘルシンキで半日敢行をしながら、パリでの活動の反省をしました。異口同音に出たのは、今回参加した16名の生徒はかなり前に進むことができた、これからの課題はこの感動と具体的な内容をいかに他の仲間に広げていくかということです。
また、現地を視察して、イベントのこれまでのアイディアを再考しなければならない部分も出てきました。残り1年で、各地域のイベントを深化させて,よりアピール生の強い者に組み立てていかなければなりません。
さらには、大人の指導のあり方についても深く議論ができ、チームワークをより固めることができました。